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~納車準備進行中 トランクオープナ&燃料リッド不調の原因探索とシフト回り分解-インジケーター製作です♪- Y31 セドリック グランツーリスモSV ♪~|変わった品揃えの中古車店|大阪府 高槻市 ニコニコオート


 本日は「シフト回りを分解し構造をチェック」して、欠品している部品である
シフトインジケータパネルを作る為、現物をあれこれ想像してみる作業です。
パネル自体が破損し、形状が解らないので手掛かりを探してみます。その
前に先日とうとう作動不良となったトランクオープナ&燃料リッドの点検です。

20230404Y31_001.jpg

まずは昨日仮装着したオーディオユニットに化粧パネルを装着して具合を
確かめます。前に出過ぎかなと感じていましたがパネルを嵌めると問題
無く綺麗に装着されていると思います。これでOKです。

次はトランクオープナ―/燃料リッドのチェック、電気の流れを点検です。

20230404Y31_003.jpg

トランクオープナ用ヒューズはエンジンルーム内のヒューズボックス内です。
点検の結果電気はきちんと流れています。

次にスイッチ自体の流れをチェック

20230404Y31_002.jpg

コネクターの導通をチェック、トランクオープナ/燃料リッド共に良好でした。
ここがOKであればON・OFFの指令はきちんと後部まで行くはずです。

20230404Y31_005.jpg

このモーター部品(アクチュエータ)に挿入されるコネクターに電気が来て
いればアクチュエータがアウト、着ていなければこの前で遮断されている
筈です。チェックするとどうやら電気が来ていません。

20230404Y31_004.jpg

前側から来た電気はこのリレーを介して「トランクを開ける」又は「燃料
リッドを開ける」のいずれかを振り分けます。リレー手前迄は電気が来て
いるのでリレーがOUTだと思われます。作動音もしているかしていないか
解らないレベル、間違いなくリレーが故障と判断して良いと思います。
部品は早速手配したところメーカーに在庫有りとの事、早ければ週末に
到着予定です。ひとまずこの部分はこれで解決です。

次はいよいよシフト回りをバラバラにしていきます。

20230404Y31_006.jpg

この太いタイラップ(配線止め)を一旦切断しカプラーを外し、シフトノブ部
をシフトパネルから外せるようにします。

20230404Y31_007.jpg

シフトパネルは2分割になっており、この下側の部品にインジケータが
組み込まれていた様子です。形状を想像させる「破片」がいくつか出てきました。

20230404Y31_008.jpg

赤い丸部分は想像するにシフトノブ下にあるパイプ部に取付されているシフトロック
を解除するノブ部分の「破片」だと思われます。青い丸部分はシフトの位置を示す
赤い目印が張り付けられている部分だと思います。これはナカナカ参考になります。

20230404Y31_009.jpg

分解した部品に残っていた赤いシール、これがこのパーツに貼られていた筈です。
撮影しながら作業していて良かった。この後この破片は崩れてしまいました。

20230404Y31_010.jpg

では想像力を発揮していつもの私の定番である「ボール紙」で適当に切り抜いた
型紙を用いて実際に動かしながら「型」を作って行きます。

20230404Y31_011.jpg

動きを確かめながら行わなければならないので2分割部品の下側をシフト台座に
固定して作業を進めます。白い部分が私が作成したボール紙の部分です。

20230404Y31_012.jpg

スムースに動作しています。1回目にしては上出来、誰も褒めてくれないので
変わらずいつも通り「上手いなあ、さすが」などと独り言です。シフトノブをP迄
戻します。

20230404Y31_013.jpg

バッチリです。ボール紙を黒く塗れば十分!がしかし、耐久性に問題有り。
あくまで「型紙」です。実際は樹脂製の適当な物で作成が必要です。
動きはこれで確認OK、これだけだとただのシフト部カバー、インジケータ部
を作成します。

20230404Y31_014.jpg

2分割部品の上を外すとこんな感じです。黄色いテープを仮のインジケータ
として動作を見て行きます。この部分はボール紙に付け足ししています。

20230404Y31_015.jpg

赤い丸部分、「P」の位置できちんと「黄色テープ」が確認できます。
これを全てのポジションで確認します。

20230404Y31_016.jpg

「D」の位置でもきちんと黄色テープが確認できます。
スムースに進み過ぎて面白くなってきました。

20230404Y31_017.jpg

全てのシフトポジションで綺麗に黄色テープが確認できたので上側の部品を
取り外しし、こすれた部分や不具合が出ている部分があるかを確認します。

20230404Y31_018.jpg

装着時の上の画像に変化なく、汚れが付いている部分、曲がっている部分、
切れそうになっている部分も全く有りません。どこにも干渉せずに綺麗に動作
している証拠です。このボール紙できちんと「インジケータ」として役立っている
事になります。

20230404Y31_019.jpg

このボール紙の「型紙」を基に「シフトインジケータパネル」を作成します。
難しいのは素材選びですね。耐久性が有り、撓りが有り、熱に強く等色々な
素材を試す必要が有ります。まずは素材選択で数種類でテスト作成して実際に
動作を確かめてみます。

20230404Y31_020.jpg

場内を動かせないと不便極まりないのでひとまずシフトのみ装着して本日は
「型紙作成」まで完了です。予想よりもスムースに出来て一安心でした。

20230404Y31_021.jpg

外だけ見るとほぼ「バッチリ出来上がり」状態♪後はこうして細かい部分
に手直しを加えて行けば完成です。

あと少し掛かりますが楽しみにお待ち下さい♪

ニコニコオート
店長
05/04/04
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オーナー

Author:オーナー
ニコニコオートの店長です。
のどかな自然に囲まれた地域で、夏は直射日光、冬は暴風に見舞われながら日々楽しく中古車販売と海外への輸出を行っております。今年52歳です。お客様皆様に「楽天的」と言われております。こちらもご覧ください。
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