～ オーディオ取付＋タッチペン作業完了です UCF11 セルシオC仕様♪ ～｜変わった品揃えの中古車店｜大阪府 高槻市 ニコニコオート

　提携ペイントショップより補修塗装が完了し戻ってまいりました。
いつも通り、いつも以上に丁寧・綺麗に仕上げて頂きました。



当時のセルシオのオーディオシステムは凝りまくったシステムだった故、不調に
なると大変です。3年前私も製造元であるパイオニアに問合せしましたが既に
修理が出来ない（＝正確には出来る部分と出来ない部分があるそうでした）為、
そのままの状態になっておりましたが、オーナー様がプロショップを見つけられ、
不調の出ていた「メーター」と「CDチェンジャーとアンプ」の修理を依頼され、
製品が当店に到着しましたので早速雨が降る前に取付です。



向かって右側が「オーディオCD＋パワーアンプ」、左側が「マルチナビ用CD^ROMチェンジャー」
です。取付方法も手間暇が掛かっています。ボディへの台座はどうみてもアルミフレームです。
ステー自体は普通の金具ですが、ボディ側の取付する台座は綺麗なアルミ材削り出し。お金が
掛かって作られているのが良く理解できます。贅沢な時代ですね。



オーディオは残念ながら症状の改善が認められませんでした。診断モードで見るとコードが
出ており、再度「修理」を行われるとの事でした。次はメータパネル取付です。



今日は少し気温が低かったのでエアコンで室内をポカポカにしてから作業です。
私が寒いから、では無く、配線類が堅いままだとトラブルが生じやすいからです。
暖気して配線が少し柔らかくなったのを見計らってバッテリを取外し、10分程度
してから取付しました。



全ての機能がきちんと動いています。メーターパネル自体の「照度」も上がっている
と感じます。新車時に近い状態だと思います。ひとまず電装関連は完了、次は小さな
傷をタッチペンで補修して行きます。



こうして傷部分のに出来るだけ合致する様に「マスキングテープ」を貼付けして行きます。
そして錆等が出ている場合は錆をヤスリで除去し、いよいよペイントして行きます。もう
裸眼では全く判別できない（私がオッサンになってきている為です）為、15-20倍拡大の
「傷見」、そう時計修理の職人さんが目に挟み込むものを使用して作業して行きます。



こんな感じで一つ一つ作業して行きます。



これがやって行くに従い、やっぱり面白くなって行きます。やっぱりプラモデル
が好きな私にはなんとも言えない高揚感がやって来ます。



このような感じになりました。もうあと1～2回塗料を乗せて上げればイイ感じかな。



こちらはこれで完成です。ほぼ解らない状態になりました。

塗料は今回ペイント頂いた折に多めに残しておいて頂いた物をボトルに詰めて
頂き、私共で保管する分とオーナー様にお渡しする分、それぞれ2色用意頂き
ました。　補修はプラモデルに使用するタミヤ製の面相筆を使用しました。

作業を終えた頃から雨が降り出し、なんとか「間にあい」ました。
さすがに今日はTシャツで作業なんて事は出来ませんでしたが、毎日色々と
楽しい事をやりながらも続けて行けてる事に嬉しさを感じております。

ニコニコオート
店長
02/12/24