～エンブレム貼付準備です R32スカイライン～｜変わった品揃えの中古車店｜大阪府 高槻市 ニコニコオート

　写真にすれば「あっ！」と言う間なのですが、実はここまでがイチバン大変。。。



外したエンブレム類の裏に張り付いている「両面テープ」は
＠手で取る→カッターでこそぎ落す→ブレーキクリーナーやシンナーで溶かしながら
　手で取る→ワイヤーブラシで溝に入った「糊」を取り去る→サンドペーパーで削る
　→ワイヤーブラシで綺麗にする→最後の最後に「脱脂作業」を行う
これでようやく次の「テープ貼り」準備に掛かれます。

ここの作業が最も「手間がかかり」大変ですが、これをきちんとしなければこの後の
作業、労力は全て「パー」、この作業を入念に行うのが最も近道なのです。

塗装でも磨き仕上げでも何でも「共通」している事は、基礎部分の作業に一番時間
が掛かりますが、その後の仕上がりに最も影響してくる大切な部分です。



そして表面の磨き仕上げ♪あまり磨きすぎると30年近い時間の経過の為一気に
「剥げる」と言うよりメッキが剥がれるので、一番威力の弱い「コンパウンド」でそろそろ
磨いては「見て」、あと一歩かな？と感じる部分でやめるのが「ベスト」です。あと一歩
の部分は装着した後にワックス等で補うことが可能です。



何て事はありません。両面テープを隙間無く敷き詰め、余分な部分をハサミとカッター
でマメに切り取っていく、まるで小学校の図工の時間のようなひとときです。

コツとしては、外気温の暑い時期「外」で作業しない事です。両面テープがやわらかくなり
切り辛くなります。できればエアコンの効いた「爽やかな温度」の室内で貼る・切るを行います。

参考までに
＠両面テープは　3M社製　7112番と言う両面テープ
を使用しております。　外装部品の装着に使用する一般的なテープですがですので使い方や
クレーム等は「業務用」なので「自分で考えて下さい」になります。
今やネット通販でも簡単に入手できるのでクルマいじりをされる方にはお勧めの製品です。

今回使用した製品類をまとめますと

＠240番耐水サンドペーパーを少々
＠カッターナイフ
＠ハサミ
＠ワコーズBC-2ブレーキクリーナー
　これは乾燥時間が遅く、脱脂作業や「のり」の除去に大変使いやすい製品です。
＠3M　7112　12ミリ幅両面テープ

私は慣れている方だとは思いますが、それでも「一番最初お裏面を綺麗にする作業」
に1時間程度は要します。ここまでやらなくても良いといえば良いのですが。。。5分、10分
程度では絶対に終わらない作業です。可能な限り綺麗にしてあげるのがベストです。



この、実に適当な寸法表はエンブレムを外す前に自分で取った「寸法」です。
これに基づいて、あとはセンスも必要ですが綺麗に貼り付けます。私は正直センスに
優れているタイプでは無いと思いますが、経験を重ねると少しづつセンスが身に付き、
ずっとやり続けると上達する、そんな気がします。

その一番元になる大切な部分は「俺のクルマやで～」と思いながら作業する事で
細かい部分も気になったり、後の事を考えるのではないかといつも感じております。

尚、両面テープをエンブレムに「貼ってすぐ」貼り付けるのは特にこの夏場は「Ｘ」です。
手間は掛かりますが、一晩ほど定置して、エンブレムに「きっちり」テープが張り付いて
からボディにつけてあげると「よりベスト」です。

Kさん、楽しみにしていて下さい。もうすぐ新品「シフトノブ」も到着です♪

ニコニコオート
店長
01/07/24