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~雨降り前に作業が捗りホッとしております コペル ボニート♪~|変わった品揃えの中古車店|大阪府 高槻市 ニコニコオート


 外装は大変綺麗になってまいりましたが、ここが「X」だとクルマが引立ちません。

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ナカナカの年代物と言った感じがします。錆錆真っ茶のワイパーブレードアームです。

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ワイパーカウルトップ部はブレードアームと比較すると「マシ」ですが、当然汚れが堆積
しておりますのでこちらも綺麗に致します。

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洗った直後なので水分を含み「さほど古くないと感じる状態」に見えますが実際はプラス
チック特有の「白く曇った」明らかに古い状態に変化→劣化しております。さあ、ここから
私の「プラモデル造り」の腕を振るう時です!

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綺麗になりました! ワイパーブレードアームを動かす為の普段は見えないアーム連結部は
予想以上に綺麗です。グリースを塗布してからカウルトップを取付ます。

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今回お伺いした折のご希望色は「シルバー」、色は普通のシルバーです。もっと種明かしする
と今後の補修の際にも便利な「一般的なシルバーのスプレー缶」で塗装しております。同色の
タッチペンも販売されていますので補修の際も「楽ちん」ですよ♪

折角シルバー塗装しますから、通常通りに、「サーフェイサー塗装」→少しだけペーパ掛け→
「シルバー塗装」→「クリアー塗装」、仕上げはコンパウンドで磨いてコーティング、これで申し分
無しにピッカピカで長持ちしてくれると思います。

お次はカウルトップ部の「補修」をしてからペイントです♪
ご自身で行われる方は以下を参照下さい♪とても簡単に出来ます。

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K11マーチはカウルトップとフロントガラスの隙間は、「ゴム」で雨水の侵入を防ぐ構造です。
このゴムがカウルトップに「両面テープ」で固定されていますが、これが外れてメクれ上がります。
ゴム自体「変形しているように見える」が多くの場合、外れているだけ!、ここを綺麗に取付して
「塗装」すると新品のようによみがえります。

黄色の「マスキングテープ」はゴムとカウルトップ部を「接着剤」で貼付けする為、圧着した際の
接着剤のはみだし→カウルトップに引っ付く、を防ぐ為にとても大切です。
ゴムの角に見える「マジックで引いた目印」はゴムを幾度かカウルトップに合わせ、左右のクリア
ランスを決めた際の目印です。これを付けておくと、ここから貼付がスタートできます。

手に持っているのは、秘密でもなんでもありません。。ただの「ボンド」、用途が合えばメーカは
どこでも構いません。出来れば「透明タイプ」がベストです、黒ゴム系はゴムに付くと「艶が出る」
ので避けた方が無難です。

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ハイ!、ゴムを綺麗に沿わせて、手で圧着し、裏から合わせ目をマスキングテープで固定し、
暫く放置して乾燥させます。そして最後にマスキングテープを取れば、出来上がりです!
ゴムを装着してから塗装を行うと綺麗に仕上がりますよ!

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塗装後に乾燥を終えたワイパーカウルトップ部です。自然な仕上がり。。純正の新品と
質感、塗装共に大きな差は有りません。装着するクリップも「綺麗に脱着」出来れば、
塗装すれば再利用可能です♪(当店では状況に応じ新品、再塗装しています)

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ゴム部分も勿論「塗装」しています。しない方が自然に感じる方もおられると思いますが、
元々このゴムは新車時には表面に「ビニールコート」で艶があるので、塗装してあげた方が
自然な仕上がりになるのです♪

そして雨がもうすぐ降り出したら。。とパッパッと作業を進めます。

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今回ご要望の「スマートフォン」との親和性、CDが聞ける事に合うオーディオユニット、
私がお勧めしました「スピーカー交換」の商品がようやく到着!G20の影響は大きかった!
開催中は物流がストップ、現場は大混乱だったのではないでしょうか。。。ご苦労様です。。

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空模様を見ながらセッセとやっており、配線類が撮影されていませんがきちんと行って
おりますのでご安心下さい。

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PIONEER製、じゃなかったCarrozzerria製品は親切ですね。各自動車メーカーに対応
するスピーカーソケット類、必要十分以上のネジ・ワッシャー類に加え、スポンジ等々
但し、今回交換に使用致しましたスピーカーキットの「配線変換カプラー」はこのマーチ
には合わない為、きちんと元線から配線を分岐し、直接スピーカ裏の配線に装着しました。


先日当店のお客様より
「店長のブログ参考になるで~、出来たら使ってるモノも書ける分書いて欲しいなあ」との
リクエストがございました。
ああ、なるほどなあ。私には普段からずっと使っていたり使い慣れているからそこまで
考えた事もなかった、だけでご自身でお手入れされる参考程度に記載できる分は記載
させて頂きます。

但し、使い方や上手く行かないのが「当然」とお考えの上ご自身で「トライ」して下さい。
申し訳有りませんが上手く行かない責任はご自身でお取りください、となります。

~ワイパー塗装に使用したもの~
錆び落とし→ワイヤーブラシ・耐水ペーパー320/600/1000番少しずつ。
脱脂作業→シンナー
塗装→どこのメーカでもOK,今回はホルツのサーフェーサー(グレー)、
トヨタ1COカラーナンバーのボディーペン缶スプレー、クリアースプレー缶

~ワイパーカウルトップ補修・塗装に使用したもの~
脱脂作業→ワコーズBC-2、本来はブレーキクリーナーです。
ゴム貼付→スコッチ製ボンド、用途が合うならメーカー問いません。
塗装→ 下地→プライマー、メーカーは問いません。
黒色塗装→ワイパーブレード用の塗料、缶スプレータイプ、お好みの色でOKです。

正直申し上げると費用自体はそう沢山掛かりません。何が掛かるかと言うと。。。
「壊れるので直しながら元通りにする」これが最も時間がかかるのです。
長くなるので割愛しますが、まあ、そんな簡単では無い、と言う結論です。
なので多分ですが、どこのディーラ・整備工場・ペイントショップも喜ばない仕事
で有る事理解しておりますので、せめて納車の際に出来る範囲で、私のセンスで
行わせて頂いております。お喜び頂ければ幸いです。。

ニコニコオート
店長
01/07/03
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オーナー

Author:オーナー
ニコニコオートの店長です。
のどかな自然に囲まれた地域で、夏は直射日光、冬は暴風に見舞われながら日々楽しく中古車販売と海外への輸出を行っております。今年52歳です。お客様皆様に「楽天的」と言われております。こちらもご覧ください。
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